今日の真紅ちゃんは ・・・
真紅ちゃーん!
「なにかしら?」
読書中ですね。
さっきから大人しいと思ってました。
元々おとなしいですけど。
ぺったりこん機能全開ですねー。
楽しい本でも読んでるのですかね?
「60万時間もたつと変わった錬金術も発展するのね。あなた、錬金術師目指してるの?」
へ?
イッタイ、ナニヲヨンデルノデスカ?
!!!
恐ろしい子っ!
ところで、なーんで7体なんでしょうね。ちょっと原作のみを主体で考えてみます。
作中でローゼンの人格についてあまり語られていないので、推測が難しいのですが、もし、ローゼンが真紅たちが敬愛するに足りる人物だったとして、ローザミスティカをミスで分けてしまう、なんてことをするとは思えませんよね。
だとしたら7つに分けざる終えない何かがあったのかなと思えますねー。
それに関しては、私は2つくらい考えてるんですけど、ほかにもあるかもですね。
一つは7体とも、妙にはっきりしたコンセプトの人形であることですね。
周りの入れ物は、イメージとしてふさわしいものを用意しただけとしても、別人格で7体作ったのは、「そうせざる終えなかった」んですよね。
すべての人格を1体で表現困難が故に分けたんでしょうね。
二つめは、この世界は「未来は決まっていない」「思いは自由で、未来はそれにより変わる」という世界観です。
結構矛盾がある話ではあるのですが、それは私たちの把握している物理現象だけではすでにあり得ない話を書いている以上しょうがないのですが、「ラプラスの魔」という名前をいたずらに使っているとは思えないんですね。
ラプラスの魔って、完全シミュレータ、といいますか、時系列によってちょっと先を確実に推測できるような物理シミュレータが存在するならば、人間の心に自由はないし、未来永劫すでに決まっていることになるという、あまり人間が信じたくない推論をそう表現していますよね
まぁ、安心できることに、これを証明するのは困難なのですが。
(なぜなら、理屈でなく証明するにはこの世のすべてをわかっている人がシミュレータを理論立てて実際作る必要があるから。)
たぶん作中ではわざと「ラプラスの魔」は、世間一般のラプラスのまではないんだ、という、ちょっと変更したものにしているんですよね。「未来が決まっていない」と表現するために。
そんなラプラスの魔が、未来を積極的に変えようとする、またはnのフィールド上でもイリーガルな彼女らを「いじって遊ぶ」ことはしませんし、ラプラスの魔もかなりの力を持っているようですから「まっさきに抹殺する」でしょう。
それをしないというのは、やっぱり「未来は決まっていない」のは「ローゼン世界観」では当たり前なんですよね。
少なくても「7体の各人格において成長する必要があった」んでしょうね。人格は単なるスタート地点に差をつけるだけのものかもしれませんが。。。
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話を戻しますけど、だから、各ドールは成長するし、ローゼンも時間までは見通してはいないと思うんですよね。
その上で、ドールたちは自分たちの経験に基づいて成長する必要があったんですよね。
じゃなければローゼンが全部教え込んで終わりです。
じゃなきゃ、あえて作った後に旅立たせる必要がありません。手元に置いておけばいいんです。
ということを考えると、
ローゼンがアリスゲームを公認だったとして、「7体に分かれて別人格で成長した結果、それが1つになることが必要」と考えたか、またはローゼンが決着をつけるという意味でのアリスゲームのをそれほど重要視していなかったとして、「7つの代表的な人格でしかアリスは表現できなくて、別々になった7体の成長した姿を全部含めてアリスとしている」のか、または実はどっちでもなく、ローゼンとしても1体に合体するのがいいのか7体のままがいいのか分からず、「壮大な実験をしていた」のか、、、
でも、勝ち残って1つになるなら、全く持って勝負は関係なくて、ローゼンが神の手介入で1つにしちゃえばいいんですよね。。。
だとしたら、1つになるにしても7体のままにしても少なくても「ドールの意志」が必要だってことですね。。。
そんな感じに思えますけどねー。
今のところ。。。
どっちにしろ、そこまで考えて作る作者はすごいです。。。