※ここでは9801エミュレータを仕込みます
必要なもの
◎MS-DOSが動いているPC-9801あるいはPC-9821の実機
Windows共有に入っている(Win2000が動いている)や、
USBメモリーが使える(Win2000が動いている)と受け渡し作業が楽
◎Windows上9801エミュレータのT98-Nextで起動可能な9801ディスクイメージを作っておくこと
むしろ、T98-Nextを起動可能状態にセットアップしておくこと。
1.空のディスクイメージを作ることはT98-Nextで可能。
2.9801のHDDをディスクイメージにすることはこれで可能
9801上であるのならばMAHARITOとかのツールが使える。
3.9801のフロッピーをイメージ化するのはここ参照
4.フロッピーイメージの形式変換はこれ
5.Windows上で9801 HDDイメージを編集するソフトはDiskExplorer
6.フリーの互換DOS(使ったことない)
繰り返しになりますが、苦労するのは
・HDDイメージをMS-DOSディスクイメージを作成しT98-Next上でフォーマットし、システム転送するまで。
・上項で作ったイメージに9801のファイルをコピーするためにファイルをやり取りする手段
です。
9801でWindows2000が動いていると、前者のファイル移動および後者の問題がほぼ解消されます。
また、9801のシステム管理にある程度慣れていない方にはいずれの方法にしてもかなり困難・・・事実上無理かと思います。
9801や9821の実機をすでに処分してしまっているとかでない場合は・・・そうですね。
本WebPageのトップに連絡先があるので、相談いただければもしかしたら
何とかなるかもしれませんね。
ただ、たとえば、僕が持っているマシンを貸し出して、その結果、貸している間になんか抜き出されても僕にはわかりませんからねぇ・・・あ、そういうことしちゃ絶対だめですよ?
ええ、だめです。
直接送r・・・なんてことは絶対だめです。
ええ、だめだめです。不法行為ですからね。
もっとも、いまさらNECが訴えるとも思えませんが。
版権著作権知財あるもの、表で堂々とやり取り。。。なんてとてもじゃないですが私にはできませんので、Webへのアップロードは行いませんので、このまま何もせず待っていても、ここにアップされることはありません。
●np2piのセットアップ
以下、ほぼeagle0wlさんのページから抜粋です
$mkdir Dev
$cd ~/Dev
$sudo apt-get install libasound2-dev
$git clone -b np2pi https://github.com/irori/SDL12-kms-dispmanx.git
$cd SDL12-kms-dispmanx
$./MAC_ConfigureDISPMANX.sh
$make
$sudo make install
$cd ..
$wget http://www.libsdl.org/projects/SDL_ttf/release/SDL_ttf-2.0.11.tar.gz
$tar xzf SDL_ttf-2.0.11.tar.gz
$cd SDL_ttf-2.0.11
$./configure
$make
$sudo make install
$cd ..
$git clone https://github.com/eagle0wl/np2pi.git
$cd np2pi/sdl
$make -f makefile.rpi
$sudo mkdir /opt/retropie/emulators/np2pi
$sudo cp ~/Dev/np2pi/bin/np2 /opt/retropie/emulators/np2pi
これだけでも一応作動するようですが、やったことはないです。
●9801実機のBIOSを取得
ここから先9801実機からBIOSイメージを吸い出します
ツールは以下
http://www.geocities.jp/t98next/download.html
T98-NEXT TOOL(2002/01/25 UpDate)
PC-9801側設定としては、以下注意事項。
①仮想86モードやらエクステンドメモリドライバーやらは外してください
②音源のBIOSを切り離している方はソフトディップなり音源のディップなりで
有効にしてください
ダウンロードしたツールをDOSで実行すると
- BIOS.ROM
- FONT.ROM
- SOUND.ROM
ができますので、これを持ってきます
さらに、リズム音源の音データを用意するのですが、吸い出すのが至難だそうで(やってもいない)以下で代用。
・J’aime la musiqueさんのサイトのこちら
これをリネームして
2608_bd.wav
2608_sd.wav
2608_top.wav
2608_hh.wav
2608_tom.wav
2608_rim.wav
としたうえで、先に作成した
/opt/retropie/emulators/np2pi
に入れます。
ついでに設定ファイルも作ります(ここでは空ファイルです)
$ sudo touch /opt/retropie/emulators/np2pi/np2.cfg
そのうえでパーミッション変更。
$ sudo chmod 666 /opt/retropie/emulators/np2pi/*.wav
$ sudo chmod 666 /opt/retropie/emulators/np2pi/*.rom
$ sudo chmod 666 /opt/retropie/emulators/np2pi/*.ROM
$ sudo chmod 666 /opt/retropie/emulators/np2pi/*.cfg
●メニュー用フォントの配置
np2piのメニューを表示するためのフォントを配置します
$ sudo apt-get install ttf-sazanami-gothic
$ sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-gothic.ttf /opt/retropie/emulators/
●HDDイメージの配置
/home/pi/RetroPie/roms/pc98/
に、HDDイメージを置きます。
たとえばlitepack.hdiだとしましょう。
●np2piを起動
現状、カレントディレクトリじゃないとうまく動かないので
$cd /opt/retropie/emulators/np2pi/roms
$./np2 /home/pi/RetroPie/roms/pc98/litepack.hdi
これでとりあえず起動するはずです
●emulationstationから起動可能にする。
ーーーー疲れたので、ここから先はまた後で書きますーーーー
それまではeage0wlさんのところを見てください
この辺のことでわからないことはメールでってことでお願いします。