2023/4/8現在で起こっている表題の不具合とその対応について
報告とか積極的対処はしていません
●症状
この組み合わせのみ、リモートデスクトップ(RDP)が使えない。具体的にはログイン画面でUserとPW入れて、そのあと画面が止まる。
数分した後にConnection problem, giving upされる
Connection problem, giving up
となる。
ちなみに、ラズパイ4だけでなく、CM4でも起こった。
●ネットでの類似例と対処法
以下に対処の方法が書いてありますが理由は不明。
ここでは、piがvideoとrenderグループに所属していると問題だって言っていて、さらにXが自動起動するとあかんって推測している。
なので、それを避ければいいじゃんって方法になってる
●もう一つの対処法(私が試した結果)
あくまで偶然見つけただけなのですが、どうも悪さしているのは、RaspberryPi3+Blasterからかなぁ?
そのへんから入ってきたOpenGL対応だかのVC4ビデオドライバーではないかと。
vc4-kms-v3d
ってやつ。
vc4-fkms-v3d
も同じ。
またこれかと・・・。こいつ、たしか、rotateの邪魔もしていたよなー。
で、描画ゴリゴリするならこれがあるといいんだろうけど、そうでないなら切ってしまうのが手っ取り早いかもしれない。
$sudo nano /boot/config.txt
# Enable DRM VC4 V3D driver
#dtoverlay=vc4-kms-v3d
max_framebuffers=2
と、コメントアウト。
これでCM4でもラズベリーパイ4でもRDPでつながるようになりました、まる。
なので!この件の現状の暫定対応(回避策)は以下の選択肢になりますね。
1)ラズパイを外部ハードの制御に使うならCV4なんてつかわんでしょ。でも、OSは寿命長い方でじっくりやりたいからbullseyeを使いたい
⇒ってことで潔くこのドライバーは切ってしまう(ROSの勉強マシンはこうした)
2)ラズパイ自体を端末に使うような使い方でbullseye使いたい、videoやらrender周りも譲れないならRDP接続対象にするのはあきらめる
3)中庸案で、上の引用HPの方法で対処して一部sudoで頑張る
4)どうにも煮え切らんので、Blasterのまま様子見(エミュレータ機はこれにした)