【購入のいきさつ(読み物)】
中身がラズベリーパイのHB-101ですが、長らくスタンドアロン運用のための小型ディスプレイをつけようと思っていたのですが今までやっていませんでした。
中身をPi4にしたついでに今回ディスプレーも手を出しました。
実は5インチにする前に4インチも購入したのですが、ソフトとの相性が悪く5インチを購入しなおしました。ここらへんは別途4インチのほうで語ります。
選んだディスプレーはとにかく安いもの。まともな外付けディスプレーを買えるような値段を出したら、それはもう何やっているのかわからんじゃん?
で、見つけたのがこれ
とにかく安い。 4779円 モジュールのみがよかったんだけど、モジュールのみが見つからなかった。 品番も何もなくこのくそ怪しいもので、そんなこと望むべくもないです。 レビューを見ると音声ラインがついているだか、ついていないだか、わからない。 うーん、不安だ、でも安い。
こちらも見つけた。 5000円ちょっと。 中身はたぶん同じ。 こちらも、絵では音声出力がついてる もうよくわからないので、安いほう買っちゃいました!
まぁ中身は同じじゃね?とか思って買ったわけですが・・・
結果、私が買ったほうは音声出力はついていませんでした
【悔しいんで音声回路をつける】
(やらなくてもHDMI経由で音が鳴らないだけなんで表示はできます)
でも、基板上にそれっぽいランドは空いているので、ここについているはずのICやら部品やらを探せばOKですね!
探すのは意外にできるもので、同じようなチップセットを載せている製品を見てみるとか、チップセットのスペックシートからリファレンスの回路を見てみるとか・・・。
結果から4334というDAコンバータだと分かったので、あとは売っている場所を探す。最近は価格.comにこんなものの情報も載っていて、RSコンポーネンツが早そうだったので、注文して4日くらいでと到着しました。
ただし!最低個数2こ。
2こってなんだよーw
また、直列に入っているのは4334のリファレンスや回路上のシルクから数uFのコンデンサだと予測がつきますが、おそらく直流除けのものかな、と予想。
使用するアンプとDA出力、両方とも直流が出ていないことを確認できたので、無視して作成しました。
詳しい写真は後日掲載。
【お待たせ。接続設定。】
で、サクッと設定ですが、/boot/config.txtの変更だけでいけます。
注意事項はこいつの植え付けられる入力信号なんですが、ちとうるさい。
・まず、VSYNCなんですが、65Hzで固定
・800*600
ちょっと使い勝手が…結局、以下のようになるはずです
[pi4] # Enable DRM VC4 V3D driver on top of the dispmanx display stack dtoverlay=vc4-fkms-v3d max_framebuffers=2 [all] #---5inch HDMI Display 800*600--- hdmi_force_edid_audio=1 hdmi_force_hotplug=1 config_hdmi_boost=7 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 #hdmi_cvt設定に従った解像度 hdmi_drive=2 #2:HDMI経由で音声出す hdmi_cvt 800 600 65 1 0 0 0 #横解像度 縦解像度 垂直同期 アスペクト比 忘却 忘却 忘却
※音声対応の回路がついていない方は「hdmi_drive=1」とすれば、RasPi本体のミニジャックから音を流せるはず。
で、普段こんな小さなディスプレイではつらいって話になると、詳しい人ならディスプレイを判別するプログラムを作って返り値を使って読み込む設定を変更とかできると思いますが、そういうことができない人は一般的に
・解像度が我慢できなければconfig.txtを切り替えて使う
・画面がデカければいいなら、解像度は低いけど許容する
(当然、800*600の65Hzが入力できないディスプレーではだめ)
ということになりますかね。
この、ほかのディスプレイと両立する、あたりが必要だと少し面倒。
単に本5インチディスプレイが使えればよいのであれば、こいつの設定は超簡単です。