●MATLAB(Simulink)よりPi側のLCDを扱う方法

SDL Video Dsiplayブロックを使用します。
このブロックは、基本としてY行X列の行列に書き込んだ情報をPiのLCD に描画する、という動きをします

このブロックの入力をRGBに設定した場合の例で挙げます。
まず、MATLABのコマンドラインより

>>MatrixR = uint8(zeros(800,600);
>>MatrixG = uint8(zeros(800,600);
>>MatrixB = uint8(zeros(800,600);

とします。
これで、中身の値が０の横800、縦600の行列がワークスペースに作成されます。

また、続けて
MatrixR(100,150) = 255;
と入力します
これで、指定した座標だけ値が255になります。

続けて、simulinkでConstantブロック３つを作り、先に作成した３つの行列をモデル内に読み込み、SDL Video DsiplayブロックをR,G,B入力になるように設定し、
各Consutantブロックと各色の入力をつなぎます。

これで”ハードウエアへの展開”を行います。
すると、一点だけ赤に光った真黒な画面が出てくるかと思います。

これで分かるように、本ブロックセットは行列を入力として、その行列と同等のサイズの画面をRaspberryPi上に映し出すのに使えます。

●SimulinkよりSPI通信経由でCAN通信を行う方法

追記中