BX2はPC-98(”きゅーはち”と読む。何が何でも”きゅうはち”です。OSの名前は”きゅうじゅうはち”です。)ファンなら知らない人はいない超高速ビジネスDOSマシン”98FELLOW”シリーズの2番目のラインナップ機です。そういえば、我が家に初めていらっしゃった98(父のもの)はBXでしたね。2年前にドライブ不調でお亡くなりになりましたけど・・・
基本スペックは486SX-25.メモリー1664KBで、音源などの特殊装備はいっさいなし。
さっそく型番を見るとPC9801BX2/U2...こんなのはどうでもいいんですが、製造番号4481347WJ...たぶん94年4月あたりの生産ってことえすかね。
持ってきて手元に余っていたボードを見てみるとSIMM数枚、LHA-201SCSIボード、GA98NB1グラフィックアクセラレータ、AE1000LANカードがあるではないですか。もう、これはBSD(UNIX)入れてサーバたてろと言っているようにしか思えない。ところで、今思い出したんですが、BX2には500MB以上のHDDはつかなかったような・・・でも今ついてるのは800MB・・・ま、BSDのおかげってことで、詳しくはまた今度・・・。とりあえず、さくっとFreeBSD2,2,8を入れてSAMBAを動かしてみた後、改造開始。
とりあえず、速さこそ正義、なんでもかんでも高速化してみましょう。
とりあえず、ターゲットはCPUの強化、メモリー増設、恒例のベースクロックUPです。
第一章
・まずはメモリーから。
BX2をいじっていていきなりこけたのがこれでした。
BX2のメモリースロットは2つ。しかし、手前の1つは専用SIMM用くさい。何刺しても3MB以上認識しやしねぇ。しかも、マザボ上にメモリー積んでないみたいで刺さなければ刺さないでメモりエラー。ま、専用メモリーがあるわけじゃないし、ま、1本目は適当なものさしてあきらめるという結論に・・・。
いい加減なこと言ってしまいましたが、仕様なんでしょうね。おそらく、1スロット目にはコンベンショナルメモリー併せて4MB上限なんでしょう。そのかわり、2スロット目にはきっちり32MB乗りました。
よく思い出してみれば以前、BX3改造の際にお世話になった「じゅんけの館」の管理者さんがこんなこと言っていた気がする。・・・でも、私に覚えてろって言うのは無理な話でありまして・・・。
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第二章
・そのつぎ、CPU乗せ変え
ちなみに、あっしのBX2のマザボははシルクがほとんど書いてない感じがするODP用の青ソケットの左側に486SXがのっているボードです。「じゅんけの館」(じゅんけさんのHP)によると後期タイプになるんですかね。
ところで、この機種、ご存じの方も多いかと思いますがそのままでは専用のODPなCPU以外乗せることができません(うちの場合、DX4ODPにもかかわらずだめでした。)。つけたとしてもぴぽっとも言いません。これは、SXとODPが同時に動こうとしてこうなるわけですね。そこではんだごての登場。基本的にはCPUの156ピンをGNDにすることによって表面実装なCPUを黙らせることができます。
私のマザボではSXのすぐ上のチップ抵抗orコンデンサがくっついている近くの思わせぶりなランド2つがそのためのランドでした。これをショートすると無事にDX4ODPは動き出します。
のせるCPUにどんな選択肢があるかというのはBX3の改造で説明していますので、ここでは省略。
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第三章
・ベースクロックアップ
その次、ベースクロックのアップについては2061ASC-1のデータシートさえあれば何とかなると思うんですが・・・、まだやってません。
たぶん、これかな?
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