ATマシンのお部屋
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自作自作と言うけれど
810ボードとマルチディスプレイ
初めてのパソコン購入or作り
 
 
 
 

 ATコンパチ(結局DOS/V機とも言う。今では要するに「パソコン」といったらこれっすね。)の組み方とそのトラブル対処です。
 ま、ほとんど役に立たないと思いますけど、あっしの家のPCは、かなりピーキーな設定で動いています。いや、PC-9801BX3のように「改造」はしていませんが・・・。それにしても、ケース以外、すべて貰い物と拾いもので作りました。
 それゆえに、かなりの問題がありまして、たとえば、今は比較的安定しているんですけど、さっきまで(笑)安定せず、動作中に止まることが多々ありました。
 ま、ふつう考えるとこのパターンは133を200でオーバークロックしているCPUの加熱?と思いましょうが、じつはメモリーだったらしいです。スロットを入れ替えたらまともに動いています(まだ3時間くらいしかテストしていませんが)。
 このように、ふつうではおこらないようなことに対する解決の手伝いが出来たらな、なんて思っています。

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・自作自作というけれど
 自作自作とは言いますけど、内容は「カタログとにらめっこしてパソコンのパーツに詳しくなる」ことと「パソコンの組み立て」の作業なんです。組み立て自体はプラモデルより簡単。なにしろ、部品の切り取りバリ取りもないし、離型剤はがしやらサーフェイサー塗りもいらない。さらにはダブルアクションのエアブラシなんていうこだわり工具もいらない。面倒くさいのはBIOS設定といわれる英語だらけの画面とのにらめっことOSインストール。はっきり言って面倒くさいだけで、以前うる星やつらにはまっていたとき気の迷いで作ったラムちゃんのフィギュアのほうが「(ある意味)すげぇ」と言ってもらえる(笑)。しかも、部品を1からそろえるとなるとたいして安くもない。
 ここでの結論、安くて平均的な高性能な使えるパソコンがほしいなら「OSインストール済みパソコン」を買った方がいいです。本当に。保証も付いているし。


・マルチディスプレイのこと
 17インチを越えるディスプレイでマルチ化するとそれはもう、すごく作業効率が上がります。少なくても「すばらしい・・・」と思わず口走りたくなるほど作業がやりやすくなります。しかし、最近、の設定で結構気持ち悪い思いをしました。DELLの566cx(WIn2000)というマシン(たしか810マザー)で余っていたディスプレイアダプタ(S3 Virge)でこれをやろうとしたら、まず、後付けしたディスプレイアダプタをBIOSレベルでプライマリにしてやらないとデュアル化してくれません。いきなり気持ち悪い。なぜ、後付アダプターをセカンダリに出来ないんだぁぁ。しかし、win2000が立ち上がると810がデフォルトプライマリに・・・なんか、すっきりしないっす。さらに810オンボードのハードウエアアクセラレーションをすべて切らないと止まることがある・・・。止まっちゃ困るんですけど。810の問題点を体感してしまったような気がしました。


・初めてのパソコン購入、制作の注意点
 これも、かなり質問を受けることなんですけど、初めてパソコンを買う方にはかなり深刻だと思うんです。たとえば、以下のような質問ですね。

・店で「初めてのパソコンです。」と言ったら「これくらいの性能がいい」とスペック表を出されたがよくわかんない。
・「何がやりたいんですか」と聞かれて困った

 はっきりした目的があればそのために必要な装備を買えばいいわけです。でも、世の中最初からパソコンで何がやりたいかなんてわかっている人なんかいない。皆無でしょう。みんな「おもしろそう」とか「仕事に使えるかどうかわかんないけど、もし仕事に使えたらいいなぁ。ためしに買ってみよう」とかそんな感じなんです。
 当然ですね。そこで、ここでは、初めてパソコンを買う場合や作る(友達などに作ってもらう)場合の注意点を紹介しましょう。
 パソコンの購入理由別に場合分けしてみましょう

1.会社などと自分のうちを持ち歩きたい。ただしパソコンは一台目。
2.もう、パソコンを持っている。二台目にノートがほしい。
3.一台目にノートを持っているが古くなったのでもう一台購入を考えている。
4.いま、何ができるかよくわかんないが、買ってからいろいろやってみたい。
5.ブームなので買いたい。

 もし、そのたにもあったらメールしてくれれば答えます。とりあえず、こんなところでしょうか。  1のケースでは大きくてもA4がいいです。B5とかサブノートとかVAIO C−1みたいな小さいやつではだめです。デスクトップをもう一台買う覚悟だったらいいですけど。なぜなら、使い勝手や周辺へのアクセス性を考えてです。持ち運びは多少我慢しましょう。仕事のためです。良い仕事をするためだと思ってA4にすることをおすすめします。
 2では型落ちや中古のセミノートやVAIO C-1のようなものを選びましょう。LiblettoとかでももちろんOK。併せてLANカードを購入し、デスクトップとLAN(ネットワーク)でつなげるようにしましょう。使い方はデスクトップパソコンとハードディスク(データを蓄えておくところ。あの、『カリカリカリ』って音がするやつです。)を共有させて高速にデータをやり取りできるようにするんです。こうすることによって、ほかのパソコンのハードディスクを自分のパソコンのもののように使えます。ミソは中古の安物の小型ノートを買うことです。それで、「パソコン機能付き持ち歩きハードディスク(まるでレンズ付き使い捨てカメラ)」感覚で持ち歩くんです。もちろん、本格的な作業は家や会社の速いパソコンで作業をし、ノートはそのデータを持ち歩くことと、出先で参照程度の人に見せたり、閲覧や書き換えをするのに使います。当然、主な作業は家や会社のパソコンでやるわけですから、ゲームを入れるわけでもないし、高性能である必要もない。動けばいいわけですから、極端な話DX4クラスのCPUでも十分。メモリーも20以上あれば十分・・・とこういう感覚ですね。
 3では、2の逆をおすすめします。あえて、高性能なデスクトップ(しかも、ミドルタワー以上)を買って2のパターンの全く逆をやることをおすすめします。デスクトップの選び方は後で・・・。
 4と5はほとんど同じです。特に、スペース的な制限がなくて、持ち運ばなければならないと言う強迫観念がなければタワーにするといいでしょう。もし、持ち運びがしたいならば、適当な中古ノートパソコンと最低限のミドルタワー以上のパソコンを買ってしまえばいいでしょう。この最低限というのがミソです。ミドルタワーPCの本質はCPUでもメモリーでもハードディスクの容量でもありません。マザーボード(マザボ)とケース(筐体)です。なぜなら、これだけは一番取り替えにくく、特にケースは取り替える必要性が全くないものだからです。極端な話、この2つさえしっかりしていればあとは多少しょぼしょぼでも後でお金を貯めて簡単に買い換えができます。また、これ以外の部品は発展がめざましく、ほとんど使い捨てだと思って過言ではないでしょう。マザボは巷で評判がいいチップセットを使っている拡張スロットが7つあるもので、個人的には810はイヤンです。ケースはミドルタワー以上のATXマザボ(拡張スロットが7個ついているやつ)が使えて、メモリーやHDDなどの取り替えが側面をはずすだけで簡単にできるもので、3.5インチのベイが4つ以上(そのうち2つはフロッピーやMOなど、リムーバブルメディアが取り付けられるようになっているもの)あること、5インチも少なくても表に出ているベイが3つ以上あること。これが最低限の条件。あとは、個人の趣味で電源容量とかデザインで決めてOK。ただし、電源の供給ソケットの数が少なすぎるものは×。少なくてもマザボ供給用を省いて大小併せて6つはあること。これは押さえておきましょう。その他の部品なんかHDDは10Gあれば十分すぎるし、メモリーも64Mあれば事足りる。CPUもCeleronの300以上あればOK。グラフックボードなども適当でいいでしょう。

 どれにもいえるのは、マイクロタワーはまだ、いい筐体もありますがコンパクトデスクトップといいましょうか、最近の流行の小さいやつは個人ユースでは辞めた方がいいです。企業や学校ではかなりおすすめですが、個人のお金でやる場合はおすすめできません。なぜなら、その類のパソコンは古くなったらパソコン本体丸ごと買い換えです。そんなお金はちょっとでもケチってあなたの趣味か結婚資金、はたまたお墓の購入費用にでもしたほうがいいです。パソコンなんて、古くなって我慢できなくなった部品だけ取り替えれば1〜2年で全とっかえなんてことには絶対ならないはずです。
 あと、ローンもやめましょう。そんだったらやすいパソコンを現金で買った方がいい。
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